金劔宮へ<参拝編>

前の晩に富山県の砺波市まで移動していたので、
午前中には着くことができました。
詳しくは<移動編>で!

さて、やってきました!
「金劔宮(きんけんぐう)」です!

この「金劔宮」と、
新屋山神社」と「安房神社」の3神社で、
日本三大金運神社です。
やっと来られました~!笑

出入り口に向かって右を向いた風景です。

そして左を向いた風景。

駐車場についてはこのあとの記事、
<社務所と鳥居編>でまとめて書こうと思いますが、
奥に見える白い看板のことろが、
メインの駐車場入り口になります。
やや急な坂道ですので、
車高の低い車はお気をつけください。
私はバンパーを擦りそうだったので、
違う駐車場に停めました。

いざ、参拝です!

左の狛犬です。

右手の狛犬です。
毬は無いのか…。ふむふむ…。

主神は瓊々杵尊(ににぎのみこと)で、
大國主神(おおくにぬしのかみ)・大山咋命(おおやまぐいのみこと)・
日本武命(やまとたけるのみこと)・事代主神(ことしろぬしのかみ)・
猿田彦神(さるたひこのかみ)などを併せ祀るそうです。
随分とテンコ盛りですね。

創立は崇神天皇(すじんてんのう)の三年三月とのことですので、
西暦にするとB.C.95年、つまり紀元前95年になりますでしょうか。

今は2025年ですので、
2120年間も存在する古社となります。

白山七社にも数えられる神社ですが、
知名度は近くにある、
白山比咩神社(はくさんひめじんじゃ)の方があるかもしれません。

手水舎で清めつつ…、

本殿へと向かいます。

心を込めて参拝します。

続いて、天の眞名井です。

霊水の湧くありがたい井戸のようです。

姿は見えませんでしたが、
カエルの鳴き声がしていました。

続いてすぐ後ろにある、
恵比須社へと向かいます。

金劔宮の境内にある社は、
社と社の距離がとても近いので、
気を付けないとどこをお参りしているのかが分からなくなります!笑

ぱっと見は金刀比羅社に見えますが、
恵比須社です!

続いて本当の金刀比羅社(ことひらしゃ)へ。

金劔宮のお社は、
透明なサッシで囲われています。
虫除けなのでしょうかね。

まる金印の提灯が下げられているのが、
金刀比羅社です。

続いて金刀比羅社の右手、
恵比須社の裏手にあるお社へ。
こちらも恵比須社な気がする…。

う~ん…。
境内の案内図を見ると、
やっぱり恵比須社。

地図部分の拡大画像です。
まあ、恵比須社が2つということにしましょう!笑

入口の説明書きにも、

天地悠久の大神霊と大阪今宮戎神社御分霊を併せ祀る

と書かれていましたし。

そして乙剱社です。
漢字がここは「劔」ではなく「剱」です。
案内図では「剣」なので悩みますが!笑
「乙剱社」で「おとつるぎしゃ」と読みます。

彦火火出見尊(ひこほほでのみこと)が祀られており、
別名「山幸彦(やまさちひこ)」と呼ばれます。
「海幸彦(うみさちひこ)」の弟であり、
神武天皇(初代天皇)の祖父にあたるとも言われています。

『古事記』にも『日本書紀』にも登場しますが、
縁結びや商売繁盛、五穀豊穣などのご利益があるとされており、
調べてた限り金運とはあまり関係が無いような…。

たださまざまなメディアでは、
この「乙剱社」が金運アップのお社だと言われています。

ありがたく参拝しました。
ただ私はもう、流説にはお腹いっぱいです!笑

丈六神社にももちろん参拝。

粟島神社への参拝もお忘れなく。

その後は亀石を見て…、

天忍石(牛石)を見て…、

お賽銭を乗せないように注意して…笑

看板を読んだり…。
(義経腰掛石は、写真を撮り忘れました! でもまあ、この手の石は…全国に……。)

メイン駐車場の裏手にある、
招魂社にももちろんうかがいまいした。

英霊となられた戦没者の方々に、
真摯な気持ちで合掌です。

その後は、

悠久の社を眺め…、

説明書きを読み…、

神馬の像も見て、
社務所へと向かいます。

あ、あともう一対、
狛犬も鎮座されていました。


金劔宮が金運神社と言われ始めた所以は、
コンサルティング会社である「船井総研」の創業者である船井幸雄氏が、
「お金に困りたくなかったら、ここをお参りするといい」
と言ったという話から有名になったと思われますが、
調べれば調べるほどよく分からなくなってきました。

船井氏はイヤシロチ(弥盛地)と呼ばれる、
地磁気が一定レベル以上あって、
マイナスイオンが多い場所が幸せの元というようなことを仰られていたようで、
この金劔宮もその一つなのかなといった印象でした。
気になる方は調べてみてください。

ちなみに2020年11月5日の中日新聞に、
金運の神様 実は… 鶴来「金剱宮」、地域の氏神だった
という記事があり、
その中で神社事務局長の村山さんが、
「金運アップといううわさがいつの間にか広がっていた。本来は地域の氏神なんです」
「神社として金運を打ち出してはいないことは知ってほしい」
と話されているそうです。


…長くなってきましたので、
このあとにうかがった、
社務所、一の鳥居、男段、女段、不動滝などと、
駐車場については次の<社務所と鳥居編>に、
まとめて書こうと思います。

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