とある休日の朝。
今日の良い方角を妻に聞く前に、
AI(Copilot)に良い方角をあらかじめ聞いて、
下調べを開始しました。
私の誕生日と妻の誕生日から、
二人の良い方角を四柱推命で出してもらい、
その方角にある神社や道の駅などを探します。
とはいえ妻はさらに独自の何かを加えているらしく、
違う方角に行きたいというかもしれませんが、
それはそれとして便利な世の中になりました。
結論からお伝えすると、
私がAIに聞いた「東方向でも可」と、
妻からお許しが出たのでいざ出発です!笑

やってきたのは「鹿島神宮」です。
板橋区からは100キロと少し。
100キロを超えないとあまり運気に影響がないという、
妻の言葉に従って選定した神社です。
そしてもちろんAIもおすすめしてくれました!笑
地図を見ると真東には見えませんが、
この方位学の世界では、
プラス15度までは真東という扱いでOKと言われています。

ちなみに車は、
一番近い第一駐車場に停めました。
300円と有料ですが、
神社へお支払いするので良いかなと思いまして。
トイレもお借りしますし、酷暑ですし、一番快適かと思います。
周囲には関係のない民間の駐車場もあり、
(300円だったり、500円だったりしました)
下調べをしていないと間違って停めてしまうかもしれません。
当然のように誘導してくる人もいましたので、
お気をつけください。

さて、改めて参拝です!
余談ですがこの時、
私の横にいたカップルの男性が、
「なんだよ~。500円払っちゃったよ~~~」と、
民間の駐車場に停めてしまったことをボヤいていました!笑


鹿嶋市から散策コースとして紹介されるほど、
鹿島神宮の敷地は広いです。

まずは参道を真っすぐ。

桜門(国の重要文化財)は残念ながら改装中でした。
大きな垂れ幕には、
12年に一度、
午年に執り行われる式年大祭 御船祭(みふねまつり)が、
来年の令和8年9月2日に斎行するという告知でした。
12年に一度ってスゴイですよね。

桜門をくぐって拝殿前の広場へ。
太陽が照り付けて猛烈に暑いにも関わらず、
人がたくさんいらっしゃいます。

まずはお参りをしてから、
どう散策していくのかを考えます!笑

ご祭神は「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」です。
鹿島神宮の公式ページを引用すると、
以下のような神様です。
鹿島神宮の御祭神「武甕槌大神」は、神代の昔、
天照大御神の命を受けて香取神宮の御祭神である
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と共に出雲の国に天降り、
大国主命(おおくにぬしのみこと)と話し合って国譲りの交渉を成就し、
日本の建国に挺身されました。
そして「鹿島立ち(かしまだち)」の語源となるほど、
道中の安全祈願をされた場所です。

拝殿のすぐ横には、
御船祭のための奉賛を願う看板も立てられていました。

さて、この先は境内を散策です!
炎天下ですが広いです!笑

見どころもたくさんあります。

文字での案内板もあります。

いざ、散策へ!
境内にたくさん書いてあるのですが、
NHKのBS時代劇で放送された「塚原卜伝」のロケ地だったらしく、
言葉遣いが古臭くなってきます!笑
いざいざ!

林の中を歩く事数分で、
左手に「さざれ石」があります。

寒川神社でも見かけた、
「石灰質角礫岩」ですね。
由緒ある神社にあるイメージです。
記事には書いたことはありませんが、
明治神宮の宝物殿前の広場にもありました。

国歌「君が代」の歌詞にもなるぐらい、
国の安泰・繁栄を願い祈りを込められる石ですね。

「さざれ石」の目の前は、
「鹿園」です。

日本では古くから、
鹿を神使(神様の使い)として大事にしているので、
鹿島神宮にも鹿園があるのでしょうね。
特に鹿島神宮のご祭神、「武甕槌大神」は、
白い鹿に乗っていたという言い伝えもあるようです。

その後は「熱田社(あつたのやしろ)」へ。
明治時代以前は「七夕社(たなばたのやしろ)」と呼ばれていたそうです。
御祭神は素戔嗚命と稲田姫命。
なぜここでスサノオノミコト夫婦が…。
分かりません!笑

そのまま歩いていると、
奥宮に到着です。
ずっと真っすぐな一本道ですので、
迷わずに来られます。

奥宮も重要文化財です。

境内を歩いていると、
ハチが飛んでいるのも気になりました。
(スズメバチではありませんでしたが)
注意を促す看板も、そこここに置いてあります。
スズメバチを見かけたら、刺激せずに逃げましょう。

この後は「要石」を見に行くのですが、
その前に奥宮の裏手へ。
立派なご神木が真裏にあります。

立派ですね!
人も多くいませんし、
落ち着く場所です。

奥宮前にある看板です。
「要石(かなめいし)」からでも、
「御手洗池(みたらしいけ)」からでも、
好きな方から回れます。
私たちは「要石」から見ることにし、
右手に曲がって進みました。

十字路に立派な石造が置いてあります。

歩く事数分で「要石」です。
大きな石鳥居の向こうのようですが…

あの、ヘルメットぐらいの石が「要石」のようです。
ドラえもんの「石ころぼうし」みたいな見た目です。
(古すぎて分かりませんね!笑)

「要石」の周りには、
よくあるお賽銭的な小銭がありました。
日本人って何かありがたそうな物があると、
すぐに小銭を投げる習性がありますよね。

掘ってみたい気もしますが、
バチがあたるのでそんなことはもちろんしません。
さて、元の奥宮前まで戻って、
「御手洗池」へ。
長い下り坂を下って向かいます。
(つまり、帰りは長い上り坂になります…)

実はこの「御手洗池」の裏手には、
駐車場と入口があって、
長い坂道をあるかずともここに来ることができます。
体力に自信が無かったり、
車椅子の場合は車で来ることもできて良いですね。

パッと見は何がどうなっているのか、
いま一つ分かりませんよね。

反対側から見たところです。
山からせり出している松の木の枝が、
鳥居にぶつかってしまわないように、
反対側から支柱で支えているのが分かりますでしょうか。

横から見ると、
分かりやすいでしょうか。

地面の高さから池の中に続く階段があるのですが、
昔は参拝前にここで禊をされたそうです。
だから名前も「御手洗池」なのですね。
(今は年始に、200人もの人が大寒禊をされるそうです)

涼しさや 神代のまゝの 水の色 松露庵雪才
と書かれていました。
う~ん、どなたでしょう…笑

湧き出ているお水は、
柄杓ですくうこともできます。
近くにあったベンチに座り、
しばらくボーっと休憩してから戻りました。
写真はありませんが、
ここから長い坂をのぼって戻るのには、
なかなか思い切りが必要です!笑

拝殿前の広場まで戻ってきました。
いや~~~、暑い!笑

御朱印をいただきましたが、
「相川七瀬デザイン御朱印帳」が売られていました。
相川七瀬さんといえば、
夢見る少女じゃいられないわけですが、
2024年3月に國學院大學の神道文化学部を卒業され、
その後大学院で勉強中なのですよね(2025年8月現在)。

大人になってから大学に通うって、
すごいですよね。
時間的にも金銭的にも、なかなかできない。
最後におみくじを引いて帰るか~っと引いてみると…、

凶ですね…。
良い方角に来たはずなのに!笑

鹿島神宮の散策、
なかなか楽しかったです!
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