善光寺参り<移動編>に続き、
<参拝編>です。
善光寺の周りには、
駐車場が割とたくさんあります。
代表的なのは北側にある、
善光寺第1駐車場かと思います。
距離的には一番近い上に、
神社の公式駐車場で料金も高くありません。
(2時間で600円、以降1時間ごとに300円)
すぐ近くに第2、第3、第4駐車場もありますので、
この辺りを目指して行けば、
きっと駐車できるだろうと思います。
とはいえ、
これだけ大きなお寺である善光寺。
南側には表参道や仲見世もあり、
仁王門もくぐりたい!
そうすると南側に駐車するのが、
一番効率よく善光寺を楽しめると思いました。
そこで選んだのが…、

表参道もんぜん駐車場です!
ここからならば、
大門の交差点から善光寺を目指せます。

大門の交差点です。
この参道は旧北国街道の一部で、
長野駅前から善光寺までずっと続いています。
Google先生にこの道について聞いてみると、
‘中山道の追分宿(軽井沢)から善光寺(長野市)を経て越後高田へ至る、
江戸時代に整備された脇往還’で、
別名は善光寺街道だそうです。

真っすぐに北に歩くと善光寺の入口です。

すぐに仁王門が見えてきます。

仁王門は英語表記だと、
GUARDIAN GATEだそうです。
阿形と吽形で邪悪なものから守る門ですものね。

強そうですね!

仁王門をくぐると仲見世です。
賑わっていますね!
午前中にうかがっているので、
さほど混雑していなくて良かった。

そのまま進むと、
左手に観光案内所があり、
善光寺全体の地図が見られます。

こういう案内図って、
本当にありがたい。
特にチケットマークの付いている4カ所は、
見所なので必ず行きましょう。
有料ですが行く価値ありです!
この4か所に行かないのであれば、
善光寺に来た意味ないです!笑

案内所の向かい側あたりには、
大きなお地蔵さま鎮座されています。
「ぬれ仏」(延命地蔵)と呼ばれ、
江戸の大火を出したといわれる八百屋お七の霊を慰めたものだそうで、
「八百屋お七のぬれ仏」とも言われるそうです。
このお七さん、
以前の火事騒ぎで避難した際、
その避難先のお寺で出会った庄之介(吉三郎とする話もあり)と恋仲になり、
もう一回会いたいがために放火をしたら大火事になってしまった…、
ということのようで、その後処刑されたそうです。
切ないお話ですが、放火はやっぱりやめていただきたいですね。

すこし小ぶりなお地蔵さまは6体。
「六地蔵」と呼ばれて、
地獄界から天界までの6つの迷いの世界(六道)で苦しむ人々を、
救ってくださるそうです。

そして山門です。

この山門に向かって右手に、
お手洗いもあります。
本堂の右側にもお手洗いはあるのですが、
この先は「お戒壇巡り」(あとで書きます!笑)などで並ぶこともあるので、
一旦休憩しておくと良いかもしれません。

山門は本当に大きいですね!
それもそのはず。

ここ、登れるのです!笑
手摺のあるあそこです。
実際は本堂や他を回ってから登ったのですが、
行列ができることもあるので、
空いているタイミングで登ると良いと思います。

山門の上からみた景色です。
左下にはさきほどの「ぬれ仏」と「六地蔵」、
正面には「仁王門」から市街、
山並みまでよく見えます!
そのまま外周を回って反対側へ。

正面に本堂が見えます。
右手前はお札やお守りなどをいただける授与品所です。

本堂へと向かう前に、
大香炉にお線香を供えて煙を浴びて、
無病息災や病気平癒を願いましょう。

善光寺では7年に一度、
「前立本尊」が公開される「御開帳」というイベントがあります。
次回の御開帳は、
令和9年四月四日から、
六月十九日までです。
行かれる方はタイミングを合わせても良いかもしれません。
(混雑を避けたい方は、それ以外の期間に行きましょう!笑)
ちなみに本殿は、
東日本最大級の国宝木造建築で、
煩悩の数と言われる百八本の柱で造られているそうです。
この先は撮影禁止のため、
写真はありません!
本堂の内側、
約百五十畳敷きらしい内陣(ないじん)に靴を脱いであがります。
ものすごく広いです。
そして…、
「お戒壇巡り」です!

真っ暗な通路を歩き、
御本尊と結ばれている「極楽の錠前」を触ることで、
直接ご縁を結べると言われています。
この錠前に触れられれば、
「極楽往生が約束される」とのこと。
これは触らない訳にはいきません!笑
そしてこれ、ものすんごく興奮します!笑
これこそ江戸時代のエンターテインメントです!
(本堂は1707年(宝永4年)に再建されているので、
その時にはもうあったようです)
村上春樹さんの小説、
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の、
地底の世界を思い出しました。
目を開けても、閉じても、
全然分からないぐらい真っ暗なのです。
自分の意識のみが自覚されて、
恐怖感と開放感を得られる得難い体験でした。
この暗闇の世界を、
一般の人に体験させるために、
手間暇かけて江戸時代に木造で建てるっていうことが、
なによりスゴイです。

この後は「経蔵(きょうぞう)」へ。
建物の中にある大きな「輪蔵(りんぞう)」を、
独楽のように回すことができます。
この輪蔵の中には、
ありがたいお経(鉄眼黄檗版一切経[6771巻])が入っており、
お経を読んだことになって功徳を積めるそうです。

手前にある「輪廻塔」も、
輪っかになった車を回すことで、
諸々の苦悩から抜け出せるそうです。
色々手を触れて、
体験を通して仏教の教えを伝えようとするところが、
善光寺のすごさなのだなと思います。

最後に「資料館」に寄ります。
善光寺の歴史はもちろんですが、
第二次世界大戦(太平洋戦争)についても学べます。

1500円の参拝セット券で、
こんなにいろいろ体験できて、
大満足の善光寺参りでした。
この善光寺、
宗派が気になって調べてみたのですが、
どの宗派にも属さない無宗派寺院とのこと。
それって、すごくないですか?笑
宗派を問わず誰でも受け入れる、
「開かれた寺」として有名で、
現在は天台宗と浄土宗が運営を共同で行っているようです。
法要や行事のお勤めも、
交互に行われているようで、
本当にすごいなと思います。
古来から女人禁制のお寺も多かった中、
善光寺は女性の参拝も進んで受け入れていたようです。
本田善光(ほんだよしみつ)さんが、
阿弥陀如来像を安置したことが始まりで、
「善光」から名前を取って善光寺。
忘れないようにしよう。


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